結婚50周年、金婚式(きんこんしき)。英語では Golden Wedding。

祖父母や両親の50周年を、家族でどう祝うか。 金婚式は、本人たちだけの記念日ではありません。

誰が祝う日なのか、いくらが目安かを先に見て、そのあとに「金」という名前の由来を置きました。

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二誰が祝う日なのか

銀婚式と同じく、老舗の漆器店は、銀婚式と金婚式について特別な祝いとして子どもや孫など家族みんなで祝うのが一般的としています。

50年ともなると、子どもだけでなく孫が祝う側に回ることもあります。三世代で集まる機会にもなります。

そのぶん、予算も規模も、誰が主催するかで変わります。

三プレゼント相場の考え方

ギフトカード事業者は、子どもから両親へ贈る場合の予算相場を、金婚式は3万円から10万円としています。

銀婚式の記事では、子から親への相場として5,000円から2万円(老舗の漆器店)を挙げました。別の資料の数字なので、そのまま比べられるものではありません。 それでも、金婚式のほうに高い範囲が挙げられていることは見て取れます。

なお、これは子どもから親へ贈る場合の数字です。夫婦のあいだで贈り合う場合や、食事会や旅行まで含めた記念日全体の予算は、また別の話になります。

四何が定番とされているか

老舗の漆器店が挙げているのは、次のようなものです。

同じ店は、インテリアや記念品を挙げています。

形に残らないものとしては、家族全員での旅行や記念のパーティー。50年という節目なので、集まること自体を贈る形が合いやすいのだと思います。

金にちなむかどうかで決める必要はありません。金は名前の由来です。

25周年の銀婚式から数えても、もう一度25年。金婚式は、その積み重ねの上にあります。

五なぜ「金」と呼ぶのか

ここからは、記念日の意味づけの話です。Wikipedia には書かれていない部分なので、贈りものを扱う事業者の記述によります。金そのものの性質は、次の節にまとめました。

老舗の漆器店は、二人の関係を美しい輝きを持つゴールドにたとえたことに由来するとしています。半世紀をともに過ごした夫婦の絆は、金のように価値があり豊かである、という意味です。

ギフトカード事業者も、黄金の美しさや輝き、豊かさに値する絆で結ばれた夫婦という意味が込められていると書いています。

25周年が「磨けば光る」なら、50周年は「そのままで変わらない」。素材の並びとして見ると、そう読むこともできます。 ただし、2つを並べて説明している資料は見つけていません。

結婚記念日の名前は、25周年からは銀・金・宝石といった貴重なものが並びます。 50周年の金もその範囲にあります。ただし50周年のあとにも、エメラルド(55周年)、ダイヤモンド(60周年)、プラチナ(70周年)が続きます。

六金はどんな金属か

名前の由来とは別に、素材そのものの話も見ておきます。

Wikipedia の「金」によれば、金は空気では浸食されず、熱、湿気、酸素、そのほかほとんどの化学的腐食に対して非常に強い金属です。そのため、貨幣の材料や装飾品として古くから用いられてきました。

同じ項目には、長い年月を経ても変化しない金の性質は神秘性を生み、不老不死との関連としても研究された、という記述もあります。

変わらない。 これが金という金属の性質です。

25周年の銀と並べると、対照的です。銀は空気中の硫黄化合物に触れれば黒ずみますが、金はそのまま変わりません。

七最初の金婚式は1860年といわれている

Wikipedia によれば、最初の金婚式は1860年、最初の銀婚式は1624年に行われたといわれています。ドイツ説をとる資料によれば、銀婚式と金婚式の2つは、ほかの年が細かく分かれる前からあったことになります。

日本では、1894年(明治27年)3月9日の、明治天皇と昭憲皇太后の大婚25年祝典が最初とされ、それ以来、銀婚式や金婚式の習慣が一般に広まりました。

日本でこの2つがよく知られているのも、そのあたりに理由がありそうです。


1周年の紙から数えて、50周年の金まで。素材の名をひとつずつ辿ってきた先にある年です。変わらない金属が当てられているのは、半世紀という長さに合っていると思います。

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よくある質問

金婚式は結婚何年目ですか?
結婚50周年です。結婚した日を起点に、50年が経った記念日をさします。1976年に結婚した夫婦なら、2026年が金婚式です。
子どもから贈る場合、いくらくらいが目安ですか?
ギフトカード事業者は、子どもから両親へ贈る金婚式のプレゼントの予算相場を3万円から10万円としています。銀婚式より高い範囲が挙げられています。人数や年齢に応じて、無理のない範囲で構いません。
金のものを贈らないといけませんか?
その必要はありません。老舗の漆器店はインテリアや記念品を挙げています。家族での旅行のように、形に残らないものを選ぶ形もあります。
何もしないと寂しいでしょうか?
祝い方に決まりはありません。ただ金婚式は、銀婚式と並んで日本で広く定着した節目です。老舗の漆器店は、子どもや孫を含めた家族で祝うのが一般的としています。そのため、周りが動いてくれることもあると思います。