結婚10周年、錫婚式(すずこんしき)。アルミ婚式とも呼ばれます。英語では Tin Wedding。
スイートテンダイヤモンドを贈るべきか迷っているなら、先に知っておくとよいことがあります。ブライダルジュエリー店によれば、この風習は錫婚式とは別のもので、1990年代にCMをきっかけに広まったものです。
その話から始めて、定番の贈りもの、そして錫婚式という名前の由来へと進みます。
一誰に贈るか
- 妻へ
結婚10周年に妻へ贈るプレゼント。1万円から4万円まで、予算別に選びました。スイートテンダイヤモンドを贈るかどうかの判断も。
二この日のおすすめ


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三スイートテンダイヤモンドは、別の風習です
10周年で混同されやすいのが、この2つの関係です。
ブライダルジュエリー店の説明では、錫婚式は結婚10周年を祝う伝統的な記念日。一方スイートテンは、10周年にダイヤモンドを贈るという風習で、こちらは1990年代にジュエリー企業のCMをきっかけに広まったものです。
ブライダルジュエリーブランドのメディアも、この風習は昔からあったわけではなく、1990年代のCMがきっかけで生まれたとしています。ジュエリーを売る側自身がそう書いているという点は、押さえておく価値があります。
つまり、同じ10周年に、由来のまったく違う2つの習慣が重なっていることになります。
このサイトの結婚記念日の一覧でも触れていますが、年数ごとに名前が細かく増えた背景のひとつには宝石業界の販売戦略がありました。 こちらは名前が増えた話で、スイートテンは贈りものの習慣なので、同じものではありません。
ただ、宝石の業界が記念日と贈りものを結びつけたという点では、似た形をしているのではないかと思います。
伝統かそうでないかで優劣が決まる話ではありません。ただ、どちらの流れに乗っているかを知ったうえで選ぶほうが、贈るものの意味がはっきりすると思います。
四何が定番とされているか
贈りものを扱う事業者が挙げているのは、次のようなものです。
老舗の漆器店は、錫製の食器と錫製のインテリアを挙げています。ブライダルジュエリー店は、錫やアルミ製のペアグラスなど、普段使いの食器を挙げています。
ギフト通販事業者は、現在では相手の好みに合わせて、錫に限らずさまざまな品が選ばれていると書いています。
錫やアルミにこだわる必要はありません。素材の名は、その年の呼び名として付いているものです。
五なぜ「錫」なのか
錫の性質のうち、軟らかさと錆びにくさのどちらに重きを置くかで、説明が分かれます。次の節で見るとおり、錫は軟らかいのに錆びない金属です。ここから先は、記念日の意味づけの話になります。Wikipedia には書かれていない部分なので、贈りものを扱う事業者の記述によります。
ひとつはやわらかさに重ねる読み方。ブライダルジュエリーブランドのメディアは、柔軟で美しい夫婦関係という意味が込められていると書いています。
もうひとつは錆びにくさに重ねる読み方。ギフトの通販サイトは、腐食しにくく長く形を保つという性質に触れ、10年連れ添った絆が錆びずに形を保っている様子を重ねています。
同じサイトは、この2つを合わせて柔らかさと強さの両立という言い方をしています。結婚当初の硬さが取れて互いの違いを受け入れる柔軟さが身につき、それでいて10年で積み重ねた信頼は揺るがない。錫の二面性を、そこに重ねる読み方です。
六錫はどんな金属か
名前の由来とは別に、素材そのものの話も見ておきます。
Wikipedia の「スズ」によれば、金属スズは比較的毒性が低く、酸化や腐食に強いため、日本では主に飲食器として重宝されてきました。融点は約232度と金属としては低く、軟らかいのも特徴です。
軟らかいのに錆びない。 これが錫という金属の性質です。
七錫とアルミ、呼び名が2つある理由
ギフトの通販サイトは、こう説明しています。イギリスに伝わる伝統では「錫」、アメリカ式では「アルミ」を10年目の象徴に置く。どちらも共通するのは、腐食しにくく長く形を保つ素材であることです。
つまりどちらかが誤りということではなく、どの国の流れを汲むかの違いです。日本ではどちらの呼び方も使われています。
結婚記念日の一覧では、名前が2つあるものを「資料によって表記が分かれる」とまとめています。10周年については、その分かれ方の理由まで資料に書かれている形です。
軟らかいのに錆びない。10年という時間に当てられた素材としては、うまくできていると思います。
この日の贈りもの
誰に贈るか
- 妻へ
結婚10周年に妻へ贈るプレゼント。1万円から4万円まで、予算別に選びました。スイートテンダイヤモンドを贈るかどうかの判断も。
この日のおすすめ
価格・在庫は確認時点のものです。最新の情報は各販売ページでご確認ください。
よくある質問
- 錫婚式とアルミ婚式は、どちらが正しいのですか?
- どちらも使われています。ギフトの通販サイトによれば、イギリスに伝わる伝統では錫、アメリカ式ではアルミを10年目の象徴に置きます。共通しているのは、腐食しにくく長く形を保つ素材だという点です。
- スイートテンダイヤモンドは錫婚式のことですか?
- 別のものです。ブライダルジュエリー店は、錫婚式が結婚10周年を祝う伝統的な記念日であるのに対して、スイートテンは10周年にダイヤモンドを贈る風習で、1990年代にジュエリー企業のCMをきっかけに広まったものだとしています。
- 錫のものを贈らないといけませんか?
- その必要はありません。錫製のグラスやアクセサリーは定番として挙げられていますが、ギフト通販事業者は、現在では相手の好みに合わせて錫に限らずさまざまな品が選ばれていると書いています。
- 10周年は特別な節目ですか?
- 二桁になる年にあたります。名前が付いている年のうち、15周年までは毎年、そのあとは5年ごとです。10周年はその毎年続く範囲の中にあります。